第一部では、ファティマの奇跡が発生するまでの予兆をまとめてみましたが、これからが本題の記事にも触れられているファティマの奇跡の本題です。
1917年5月13日、天候:快晴 時間:正午 突如、空中に強烈な閃光がきらめき、その光の中心に、小さな美しい女性が出現しました。 彼女は子供たちに話しかけ、「これから毎月13日のこの時刻に6回、この場所に来るように」と告げた。このときの目撃者は、羊飼いの子供達3人だけだったそうです。3人は秘密にしておこうと約束したのですが、最年少のヤシンタは、人に話してしまったそうです。(う~ん、子供同士らしい話ですな。)結局、村人からは笑われました。(そりゃ当然の反応。) それでも第二回目となる6月13日には、うわさを聞いた村人6~70名も現場に集まりました。彼らには、小さな美しい女性の姿も見えず、声も聞こえなかったようですが、ルチアとの対話が終わったとき、目撃者全員が爆音をきき、小さな雲が木のそばから立ち上るのを目撃したそうです。 第三回目では、ファティマの奇跡のなかでも、有名な「ファティマ予言」がなされた日です。7月13日ですね。目撃者は、5000人。予言の内容は、この25年後にバチカンから公開されました。 その内容は・・・・・・ 1、第一次大戦は終わりに近づいたが、このままでは次の法王のときに大きな不幸が起こる。 2、次の大きな不幸の前に、夜間に不思議な光がみえる。これは神の警告のしるしである。 3、ロシアは誤りを世界にまき散らし、戦争をあおりたて、多くの国が滅びる。 というものです。あと、非公開の予言もあるそうです。(注:そこらへんは、勉ちゃんの本あたりを探して読んでください。) 第四回目8月13日。当事者不在。投獄されていたようです。このときも、先に書いたような、雷鳴、閃光、白い雲が発生したようです。その後、子供達は釈放され8月19日にも遭遇があったようです。 第五回目、3万人の観衆の前で同じようなことが発生したそうです。 第六回目、10月13日、このときは、10万人もの人々が目撃したそうです。 当時天候は雨だったそうですが、子供達と、彼らが遭遇していた女性との会見が終わり、その女性が立ち去ろうとした際に、過去の例であれば、白い雲が立ち上ると記録されてますが、今回は、まったく異なり、太陽のようなものが現れたそうです。この太陽のようなものは、ファティマを中心とする半径40Kmの地域で目撃されたそうです。この奇跡は、ヨーロッパだけではなく、日本の新聞でも紹介されたそうです。 う~ん、この話は一体なんだったんでしょうかねぇ~。原典資料(その当時の新聞、証言等) にはあたっていないのでなんともいえませんが、カトリック教会によって聖地と認められているということは、何かがあったのかもしれませんね。
by rjw.tunetune
| 2005-02-20 10:27
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