先日(2月15日)付けで、ファティマの奇跡の目撃者の3人の子供のうち最後の1人が死亡したという記事にトラックバックをつけたが、ファティマの奇跡とは、どういうものであったのかということが触れられていないので、散々、我が家の書庫をあさったあげく、「UFO&宇宙人の謎」平川陽一著大陸書房1991年という本が見つかったので、これを参考にしてファティマの奇跡とはどのようなものであったのかをまとめてみたいと思います。(実際には、他に何冊かあったような気がするが、見つからなかった。:汗)
ことの始まりは、1916年5月でした。ヨーロッパの西のはずれ、ポルトガルにあるファティマという小さな村での出来事でした。(注:記事とは時期が違いますが、本格的なファティマの奇跡が起こる前の予兆のようなものがこの時期からあったようです。) 主人公はルチア(記事では、ルシア)、当時10歳、羊飼いの娘だそうです。それと、いとこのフランシスコとヤシンタ(この2人は、1919年、1920年に死去:記事より)、当時は、9歳だったそうです。 羊飼いの子供たちは、羊を追って、村近くの丘へ行った際に、回転するような風と遭遇し、その中から、美少年が現れ「主への祈りを毎日行うように」と伝え、来たときと同じように去っていったという。その後、夏にもこのような事があったそうです。 その次は、同じ年の10月のことである。件の美少年は、3人に赤い飲料を飲ませたという。 「いつも飲まされているすっぱい赤ワインではなく、薫り高い、別世界のもののようだった」だそうな。(ルチア談) ↑貴腐葡萄で作られた高級赤ワインとちゃうんかい?どーでもいいけど、10歳のころから赤ワインって飲めるものなんですかねぇ~。まあ、ヨーロッパあたりは、水が良くないということはよく聞きますが・・・・・・。 ここまでが予兆ですね。この話だけ聞くと貧しい子供たちが、教会関係者の布教活動を勘違いしたのかも(爆)しれませんね。案外、このぐらいの歳の子は、現実と白日夢との区別はつきにくいでしょうから。 ちなみに、私らの世代のこのぐらいのころは、たしか、「口裂け女」が都市伝説として流行しましたね。(うっ、年齢がばれる。) 長くなるようなので、何部かに分けて投稿します。
by rjw.tunetune
| 2005-02-20 09:37
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