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パキスタン行の国連ヘリ、誤ってインド側に着陸 | Excite エキサイト[ウドーサ(インド) 7日 ロイター] 日曜日、パキスタン地震の被災地を視察中の国連高官と記者を乗せた国連のヘリコプターが、間違えて国境のインド側に着陸した。
国連の広報担当者によれば、飛行計画に誤った座標が定められていたのが原因だという。
ヘリコプターが国境から6キロほどインド側に入ったウドーサにある軍のヘリポートに着陸し、まもなくインドの陸軍大尉が乗り込んで告げた。
「あなたは現在インドの領域にいます」
ヘリコプターは本来パキスタン側カシミールの小さな街チナリに行くはずだった。
国連の広報担当者アマンダ・ピットは言う。「私たちはコースからおよそ20キロ外れていたようです」ヘリコプターは国連の飛行計画上の座標に従った地点に着陸していたそうだ。
「電子メールをやりとりするうちに誤った情報が伝わってしまったようです」
パキスタンとインドはカシミール地方をめぐって二度の戦争を行っている。二国は月曜日、パキスタン地震の被災地支援のために実効支配線(停戦ライン)の一部を開放することになっていた。
5カ所あるうち1カ所が開放されるが、越境が許可されるのは徒歩のみである。航空機が国境を越えることは許されていない。
インドの陸軍将校は、自分の知る限りでは国連のヘリコプターがこのような間違いを起こしたのは初めてだと言った。一方、国連の役員によれば、似たような間違いはこれまでにもあったということだ。
ウドーサのヘリポート周辺の建物は、10 月8日の地震の被害を受けている。この地震ではパキスタンで73000人以上、インドで約1300人が死亡したといわれている。
インドの兵士たちは、国連の高官とウクライナ人のヘリコプタークルーと記者らにお茶と果物の砂糖漬けをふるまった。
国連のエマージェンシーコーディネイター、ラシッド・ハリコフがインド側と交渉を行った。インドの軍人たちはきわめてプロフェッショナルらしく対応したという。
「言ってみれば、インドでお茶を飲むいい機会でしたよ」「そんなに頻繁に巡ってくるものではありません」
インド人たちはヘリコプターの乗員たちの記念写真を撮り、握手をして笑顔で別れを告げたという。
あるインドの兵士は冗談をとばした。「間違えて私たちのひとりを連れて行かないように!」
他の者は「頑張って良い仕事を続けてくださいね」とエールを送ったそうだ。
ヘリコプターが国境のパキスタン側に無事戻って来たとき、国連のセキュリティオフィサーは彼らをジョークで迎えた。
「中国へようこそ」
by rjw.tunetune
| 2005-11-08 20:16
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