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そもそも、中国がチベットを支配したのは、清代康熙帝・乾隆帝時代にさかのぼります。 それ以降も、一応は清朝・中華民国の領土として事態が推移してきたようです。共産党政権が成立した際に、独立運動が起こったもののつぶされたようですね。 おそらく、あくまでも、想像ですが、共産党政権は、基本的に無宗教であり、チベットではチベット仏教を信仰しているという宗教に対する考え方の違いが、独立運動に駆り立てたのではないでしょうか? 共産党政権が、チベット内部において、信仰の自由・内政の自治権・ダライ・ラマに対するしかるべき敬意(早い話が、鬼神を敬いて是を遠ざく)を認めれば、チベットは、大陸政権からの独立の理由は、少なくなりますね。 共産党政権としても、先のニュースのような形の発言は、中央アジアに対する安定に寄与するということで大歓迎でしょう。 チベットをもし独立させると、他の中央アジアの共産党政権の支配下にある遊牧民も独立運動を起こしかねませんし。(実際、起こってるようですし。) 清朝・中華民国の領有権を曲がりなりにも引き継いだ共産党政権からすれば、歓迎すべき発言でしょう。
by rjw.tunetune
| 2005-03-12 08:15
| 中国・台湾のこと
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