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4/7日経新聞社社説

社説2 混乱を広げた教科書検定(4/7)
 来春から中学校で使用される教科書の検定結果が発表された。「ゆとり教育」への移行を控えた4年前の前回検定に比べ、学習指導要領の上限を超えた「発展的内容」を大幅に取り込んだ教科書が多く、ページ数も数学や理科を中心に増えた。

 学力低下批判を受けて中山文部科学相が学習指導要領の全面的な見直しを打ち出した結果、扱われていなかった数学の二次方程式の公式や元素の周期表などが復活。国際評価などで明らかになった学力低下から底上げを目指す内容になっている。

 指導要領を超えた記述を大幅に規制してきたこれまでの検定を改め、質と量で厚みのある教科書になったことは評価していい。ただし、削減された授業時間のもとでこうした教科内容を消化することが難しいのに加えて、目まぐるしい政策の転換で学校現場に広がる混乱は大きい。

 これらは学習指導要領などに一律に事細かな制限規定を設け、現場の裁量や社会の要求を受け入れてこなかった国の教育行政の仕組みに負う部分が多い。指導要領や教科書検定制度を弾力化して、教育内容に自由な裁量部分を広げる必要がある。

 今回の検定では一部の教科書の歴史記述を巡って中国や韓国の反発が繰り返されたが、これも国による教科書検定という仕組みが対外的混乱を広げている部分が少なくない。

 日本の教科書検定制度は民間で編集されたさまざまな教科書を国が「全国的な教育水準の維持」「適正な教育内容」などの観点から審査し、修正を求めて発行するものだが、この関与を近隣諸国があたかも「国定教科書」のように誤解してとらえて反発を強める構造は今回も同様だ。

 欧米など主要国では民間で発行された教科書を自治体や学校が自由に採択する場合が多く、国定教科書が中心の中国や韓国は例外的だ。

 民間が発行する教科書がその国の国際関係や歴史認識に基づいて多様な表現を伴うのは民主主義の下では当然だろう。記述の客観性など、教科書が教材としての適正な基準を満たしているかどうかを判断する仕組みに国が直接関与して修正を指示することが、なお必要なのか。対外的な摩擦を広げる一因にもなっている検定制度の現状を問い直したい。
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 09:30 | 日記

4/6毎日新聞の社説

社説:
教科書検定 薄める工夫を
 来春から使われる中学校教科書の検定結果が、公表された。韓国、中国から「歴史をわい曲している」などの批判を浴びた扶桑社版の歴史教科書に対しては、文部科学省の教科用図書検定調査審議会から124件の検定意見が付けられた。執筆者側はすべて修正に応じ、合格した。

 扶桑社版で問題になったのは、近現代史における日本の行動を正当化する記述が目立つ一方、植民地支配での加害行為や負の側面には、ほとんど触れていない点などだ。例えば「朝鮮半島では日本式の姓名を名乗ることを認める創氏改名が行われ、朝鮮人を日本人化する政策が進められていた……」とあるのに対し、検定意見は「戦時下の植民地の実態などについて誤解するおそれのある表現」と指摘した。執筆者側は、「日本式の姓名を名乗らせる創氏改名」としたほか、「現地の人々にさまざまな犠牲や苦しみをしいることになった」との表現を加えた。

 全体を通して独善的な記述は減ったが、「反自虐史観」の基本姿勢は今回も貫かれており、なお不信を抱く向きもあるだろう。

 それにしても歴史のように認識に大きな開きのある分野の検定は難しい。検定意見は正しいのか、意見を付けなかった個所はそれでいいのか、議論は果てしのないものになる。近隣諸国との歴史的関係を考えれば余計複雑だ。ただ、日本の教科書は国定ではないから、記述内容すべてが国の見解というわけではない。後は教科書を使う側の判断、採択の問題になる。両国には改めてその点に理解を求めていくほかはない。

 問題なのは国定教科書ではないとはいえ、相当程度国が関与していることだ。検定は、文科省の検定基準に基づき、学説状況や政府見解に照らして検定審の議を経て行われる。過去、政府の見解に反する記述は厳しくチェックされてきた。その方針は社会の公民的分野などで今回も踏襲されている。

 渦中の竹島について、「韓国とわが国で領有権をめぐって対立している」(扶桑社)との説明に、「領有権について誤解するおそれのある表現」との意見が付き、「わが国固有の領土であるが、韓国が不法占拠している」との記述に改められた。また自衛隊のイラク派遣についても「戦後初めて戦地であるイラクに」(日本書籍新社)は、「イラクの中の『非戦闘地域』に」になった。

 意見自体は間違っていない。だがこんな例が続くと、教科書には政府の考え方がすべて反映されており、国定と事実上変わらないとの受け止め方をされてしまいかねない。過去の検定が、社会情勢に翻弄(ほんろう)され、時に恣意(しい)的で、不透明なものに流れたことも事実だ。

 この隘路(あいろ)を抜け出すには、国の関与を薄めるしかない。検定をやめ、自由発行制にするのが望ましいが、国とは別の専門家らによる第三者機関を設立し、そこが適当と認定した教科書のみ、採択リストに載せるという認定方式も考えられる。成熟した欧米諸国の多くは、検定制度を採っていない。
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 09:28 | 日記

4/6付け読売の社説です。

歴史教科書]「検定、採択は日本の国内問題だ」

 来春から使われる中学校教科書の検定結果が公表された。

 注目されていた歴史と公民の分野では、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した扶桑社版を含む8社すべての教科書が検定に合格した。

 いわゆる従軍慰安婦に関連して言及した歴史教科書は、現在の3社から1社に減ることになった。

 2001年度までは、当時の全7社の歴史教科書に、慰安婦に関する記述があった。2002年度使用の教科書から、4社がとりやめ、新たに参入した扶桑社の教科書でも扱われなかった。

 歴史教科書に従軍慰安婦についての記述が登場した背景には、慰安婦はすべて強制連行によるものという誤った歴史認識が内外に広まったことがあった。

 日本の一部勢力が、戦時の「女子挺身(ていしん)隊」という勤労動員制度について、「慰安婦狩り」だったかのように、喧伝(けんでん)したためである。

 その誤りが明らかになった以上、慰安婦に関する記述が教科書から削除されるのは、当然のことだろう。

 竹島の領有権問題については、扶桑社など3社の公民教科書と、1社の地理の教科書に記述がある。

 扶桑社の教科書には、新たに竹島の写真も掲載された。その写真説明は、申請本では「韓国とわが国で領有権をめぐって対立している竹島」とされていたが、検定の結果、「韓国が不法占拠している竹島」と改められた。

 教科書に領土問題を記述する場合、日本政府の見解を反映させるのは当たり前のことだ。

 検定結果について、中韓両国政府は、反発の動きを見せている。特に韓国政府の場合は、対策チームを設けて、日韓の市民団体の連携による「つくる会」教科書の「採択阻止運動」を支援していく方針だという。

 これは、明らかな内政干渉だ。

 4年前に行われた前回の検定後、「つくる会」の教科書の採択を検討している地域の教育委員会関係者の自宅などに、不採択を求める組織的な電話がかけられるなどの圧力がかかった。

 3年前には、文部科学省の教科用図書検定調査審議会が「静ひつな採択環境」を求める答申を行っている。当時、愛媛県では、「つくる会」の教科書を県立の中高一貫校で採択する際、反対グループが「人間の鎖」で県庁を取り囲むなどの混乱も起きた。

 教科書制度は国家主権に属する問題である。これを揺るがすような外国の圧力は決して許されない
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 09:27 | 日記

私も、朝日の社説には驚かされました。

産経社説 こちらこそ驚いた

 7日の産経新聞は「驚かされた朝日新聞社説」と題して、教科書問題の主張を掲げた。しかし、それを読んで、私たちの方こそ驚かされたというのが、率直な感想である。

 産経社説は、こう主張している。

 「(6日の)朝日新聞社説は、新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の歴史・公民教科書だけを取り上げ、……『バランスを欠いている』などと批判している」「1社だけを狙い撃ちするような社説は、教育委員に不必要な予断を与えかねない」

 朝日新聞はこれまで「検定はできるだけ控えめにすべきだ」「教科書は多様な方がよい」と主張してきた。その考えはいまも変わらない。

 それでも、「つくる会」の歴史教科書を取り上げて批判したのは、やはり教室で使うにはふさわしくない、と考えざるをえなかったからだ。

>教室で使うのにふさわしくないと考えたのは何でしょう。それも、一社集中砲火で。

 戦後の日本は、戦争や植民地支配でアジアと日本の民衆に大きな犠牲を強いたことを反省して出発したはずである。過去にきちんと向き合い、そのうえで周りの国々と未来を志向した関係を築いていく。それが日本のあるべき姿だろう。

 「つくる会」の教科書は、子どもたちが日本に誇りを持てるようにしたいと願う余りだろうが、歴史の光の面を強調しすぎて、影の面をおざなりにしている。その落差が他社の教科書に比べて際立ち、バランスを欠いているのだ。

>朝日の普段の論調も、影の部分を必要以上に、場合によっては、恣意的に強調して論じており、著しくバランスを欠いてるような気がしますけど。

 だれでも自分の国を大切に思う気持ちに変わりはない。しかし、同時に他国の人たちに十分目配りをしなくてはならない。そうでなければ、正しい歴史を次の世代に伝えることにはならない。私たちが批判したのはそのことである。

>大陸政権や半島政権の言い分ばかりを鵜呑みにするのが正しい歴史認識なのでしょうかね。彼らの反日行動は、正しい歴史認識の結果であり、日本人は、先祖の悪行に対して永遠に謝罪を続けなければならない、そして、周辺の係争地の領土はすべて、それらの国家から日本が武力で奪い取ったということを認め続けなければならないのですかね。

 産経新聞が「つくる会」の教科書を後押ししたい気持ちはよく分かる。発行元の扶桑社は、産経新聞と同じフジサンケイグループに属しているのだ。

>まあ、朝日新聞グループが教科書を作らなて良かったと思います。もし、検定不合格もしくは、修正が入った場合、あなた方は、明らかに、権力の不当介入だ、とか、検閲だとか、騒ぎ立て、大陸政権や半島政権にご注進にはしり、社説に大々的に、「戦前回帰の教育現場を憂う」とか書きたてて、大騒ぎするでしょうね。

 それどころか、産経新聞は98年1月の社説で「新聞社が教科書づくりにかかわるのは初めての挑戦であるが、『つくる会』ともども、読者および国民の支援を仰ぎ、また批判も受けたい」と書いていた。「つくる会」が教科書づくりを始めたころのことだ。

 自らがかかわっている教科書を自社の紙面で宣伝してきたと言われても仕方あるまい。

 もう一つ驚いたのは、扶桑社の営業担当者が検定中の申請本を各地の教員らに渡していたことだ。同社は3度にわたり文部科学省から回収などを指導された。この事実が国会で明らかになった。

 産経新聞はこれまで、「つくる会」の申請本の内容が外部に流れて報道されたり、批判されたりするたびに、「検定作業にあたる教科書調査官に先入観を抱かせる」「書かないのがマスコミの良識」などと批判していた。

 ほかならぬ扶桑社が流出させていたことについて、産経新聞はどう考えるのだろうか。
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 09:17 | 日記

産経新聞の社説再検討

■【主張】教科書問題 驚かされた朝日新聞社説

 朝日新聞の六日付社説「こんな教科書でいいのか」を読んで、驚かされた。これでは、特定の教科書を排除し、自由な言論を封殺するものといえる。

 その朝日新聞社説は、新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の歴史・公民教科書だけを取り上げ、「光と影のある近現代史を日本に都合よく見ようとする歴史観が貫かれている」「中国への侵略、朝鮮半島の植民地支配については後ろ向きだ」「バランスを欠いている」などと批判している。

>この辺は、具体的に「つくる会」の教科書の内容もいれとかないといけませんね。でないと反論になりませんから。

 今回、検定合格した中学社会科教科書は、扶桑社の教科書だけではない。全部で八社である。これから八月末まで五カ月間、全国の教育委員会で、教科書を選定するための採択に向けた作業が行われる。その時期に、一社だけを狙い撃ちするような社説は、教育委員に不必要な予断を与えかねない。

 朝日新聞は四年前の前回採択でも、扶桑社を集中攻撃した。平成十三年四月四日付社説「やはり、ふさわしくない」で、「戦争を日本に都合よく見ようとする偏狭さ」「戦前の国定教科書と見まがうほどだ」などと批判し、六月二十八日付社説「過去と対話する歴史を」でも、「私たちは、この教科書は教室で使うには、ふさわしくないと考えます」と扶桑社教科書の不採択運動を助長した。

>このあたりは、やや被害妄想的な部分もありますが、もし、朝日がキャンペーンをやらなくても、「つくる会」の教科書は、長い間、自虐史観になじんできた人たちからすれば、どうみても異物ですし、進歩的知識人の一般的な考え方の対極に位置してますから、排除される可能性は高い教科書だったと思われます。

 新しい歴史教科書をつくる会は、中学教科書に「従軍慰安婦」など極端に自虐的な記述が増えた平成八年、次代の日本を担う子供たちに正しい歴史を伝えようと集まった人たちだ。そのメンバーが執筆陣に加わった教科書を、快く思わないからといって、それだけを排除しようとする朝日新聞の態度こそ偏狭ではないか。

>はい、偏向報道の朝日ですから。

 検定合格した八社の教科書には、朝日新聞の論調に近い教科書もあれば、そうでない教科書もある。いろんな教科書があっていいし、また、そうあるべきだ。それらを教育委員らが読み比べ、子供たちに最も良いと思われる教科書を選ぶのが採択である。

 そのためには、外国の圧力や国内の特定政治勢力の妨害に左右されない静かな環境が必要である。すでに、中国と韓国が朝日新聞に同調し、扶桑社非難を始めている。両国の内政干渉こそ、排除されるべきである

>たしかに、外圧で教科書の内容が書き換えられたりするのは、日本ぐらいですね。
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 08:57 | 日記

朝日の社説再検討。

つくる会」 こんな教科書でいいのか

 中学生が来年度から使う教科書の検定が終わった。「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した歴史と公民の教科書も修正をしたうえで、合格した。

>修正をした上なので、他社の教科書とはそんなに大差はないのでは、そうなった場合、この教科書のみを不合格とするのは、検定権の乱用にあたるのでは。
 「つくる会」の教科書が初めて登場したのは4年前の検定だった。今回は2度目の検定にあたる。

 歴史教科書では、日本武尊(やまとたけるのみこと)の神話に2ページを割いていたが、今回はなくなった。特攻隊員の遺書も消えた。全文を載せていた教育勅語も一部の要約になった。

>全体的には、神話の部分が少なくなって良くなったのでは?

 しかし、天皇の重視は変わらない。実在するかどうかわからない神武天皇の東征が1ページも書かれている。

>朝日新聞社としては、実在した天皇はどれだけであるのか、出版社のしての見解を教えていただきたい。

 何よりも問題なのは、光と影のある近現代史を日本に都合よく見ようとする歴史観が貫かれていることだ。

>日本が行ったことをすべて悪とみなすことは、自虐史観になりますが。
それに、歴史は、光と影があるのは当然のことです。影の部分を強調するのもいかがなものか、とおもいますが。

 今回、「アジアの人々を奮い立たせた日本の行動」「日本を解放軍としてむかえたインドネシアの人々」という囲み記事が新たに登場した。日本が占領した地域の代表者らを集めた「大東亜会議」もくわしく説明している。

>インドでは、独立の志士としては、ガンジーが有名ですが、別系統の武装独立派のチャンドラ・ボースなどは、日本の援助によって独立を勝ち取ろうとしていたようです。日本が謝罪するべきなのは、植民地支配から祖国を独立させようとして活動していた人たちの気持ちを利用した部分があったということも含まれると思います。

 一方で、中国への侵略、朝鮮半島の植民地支配については後ろ向きだ。沖縄戦についても、ひめゆり部隊や集団自決などの悲劇には一言も触れていない。

>この部分は、触れるべき問題でしょう。ただ、大陸政権、半島政権の主張をオウムのように繰り返すのはどうかと思われますが。

 検定で修正されたものの、当初、満州国は関東軍だけでなく「現地人政治家」も加わって建国された、となっていた。韓国併合についても、一部に併合を受け入れる声もあった、と書かれていた。検定意見を受けて修正された個所は、近代以降の近隣諸国との関係を中心に、124カ所にのぼった。

>誤解を招きやすい表現が多かったかも知れませんが。あくまでも、満州国にしても、現地人政治家は政治的な理由(日本と手を組むと有利だとか)で加わっていた連中も当然のいたでしょうし、これは、朝鮮半島でも同じだと思われます。ただ、教科書レベルで扱うべき問題であるかどうかは、別問題ですけどね。



 「つくる会」の会報は今回の歴史教科書の申請本について「旧敵国のプロパガンダから全く自由に書かれている教科書」と自賛している。しかし、アジアの人々に強いた犠牲を「プロパガンダ(宣伝)」で片づけることはできない。

>ただ、大陸政権、半島政権の言ってることは、まったくの「宣伝」ですよ。

 日本を大切に思うなら、他国の人が自分の国を大切にする心にも敬意を抱くべきだ。そうであってこそ、周りの国と互いに理解を深めることができる。

 「つくる会」の歴史教科書は、そのバランスを欠いている。4年前、朝日新聞は社説で、教室で使うにはふさわしくないと主張した。今回も同じことを言わざるをえない。

>他の教科書にもバランスを欠いているものはあるはずです。本来の授業形態とは、教科書というべきものは、最低2冊、異なった見解で書かれたものが好ましいと考えております。
そう考えると、どういったものが教科書としてふさわしいか、ふさわしくないかを新聞紙が決める問題ではないと思いますが、いかがか?


 検定についても指摘しておきたい。

 竹島について、「つくる会」の公民教科書は当初、「韓国とわが国で領有権をめぐって対立している」と書いていた。それが検定の結果、「韓国が不法占拠している」に修正された。

 政府見解の通りにしなければ合格しないからだが、検定でそこまで求める必要があるのだろうか。これでは、国定教科書と差がなくなる。

>ということは、「つくる会」の教科書も、比較的まともな作りをしてたのですね。それを検定のために、強硬な文章に改めたというように解釈してもよろしいのでしょうか?

 「検閲」ではなく、事実や通説との違いを直す役割に徹する。検定は、本来そうしたものであるべきだ。

 重要なのは、どの教科書で学ぶかである。保護者や教師も目を凝らし、国際社会を生きる子どもにふさわしい教科書をそれぞれの地域で選んでほしい。

>立派なことを書いておられるが、なぜ「つくる会」の教科書だけ名指しであげておられるのだろうか?一歩間違えたら、民間団体による検閲ですよ。
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 08:47 | 日記

朝日VS産経バトル

asahi.com :朝日新聞今日の朝刊-社説
4/6付け朝日社説
「つくる会」 こんな教科書でいいのか

 中学生が来年度から使う教科書の検定が終わった。「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した歴史と公民の教科書も修正をしたうえで、合格した。

 「つくる会」の教科書が初めて登場したのは4年前の検定だった。今回は2度目の検定にあたる。

 歴史教科書では、日本武尊(やまとたけるのみこと)の神話に2ページを割いていたが、今回はなくなった。特攻隊員の遺書も消えた。全文を載せていた教育勅語も一部の要約になった。

 しかし、天皇の重視は変わらない。実在するかどうかわからない神武天皇の東征が1ページも書かれている。

 何よりも問題なのは、光と影のある近現代史を日本に都合よく見ようとする歴史観が貫かれていることだ。

 今回、「アジアの人々を奮い立たせた日本の行動」「日本を解放軍としてむかえたインドネシアの人々」という囲み記事が新たに登場した。日本が占領した地域の代表者らを集めた「大東亜会議」もくわしく説明している。

 一方で、中国への侵略、朝鮮半島の植民地支配については後ろ向きだ。沖縄戦についても、ひめゆり部隊や集団自決などの悲劇には一言も触れていない。

 検定で修正されたものの、当初、満州国は関東軍だけでなく「現地人政治家」も加わって建国された、となっていた。韓国併合についても、一部に併合を受け入れる声もあった、と書かれていた。検定意見を受けて修正された個所は、近代以降の近隣諸国との関係を中心に、124カ所にのぼった。

 「つくる会」の会報は今回の歴史教科書の申請本について「旧敵国のプロパガンダから全く自由に書かれている教科書」と自賛している。しかし、アジアの人々に強いた犠牲を「プロパガンダ(宣伝)」で片づけることはできない。

 日本を大切に思うなら、他国の人が自分の国を大切にする心にも敬意を抱くべきだ。そうであってこそ、周りの国と互いに理解を深めることができる。

 「つくる会」の歴史教科書は、そのバランスを欠いている。4年前、朝日新聞は社説で、教室で使うにはふさわしくないと主張した。今回も同じことを言わざるをえない。

 検定についても指摘しておきたい。

 竹島について、「つくる会」の公民教科書は当初、「韓国とわが国で領有権をめぐって対立している」と書いていた。それが検定の結果、「韓国が不法占拠している」に修正された。

 政府見解の通りにしなければ合格しないからだが、検定でそこまで求める必要があるのだろうか。これでは、国定教科書と差がなくなる。

 「検閲」ではなく、事実や通説との違いを直す役割に徹する。検定は、本来そうしたものであるべきだ。

 重要なのは、どの教科書で学ぶかである。保護者や教師も目を凝らし、国際社会を生きる子どもにふさわしい教科書をそれぞれの地域で選んでほしい。


4/7産経新聞の社説

■【主張】教科書問題 驚かされた朝日新聞社説

 朝日新聞の六日付社説「こんな教科書でいいのか」を読んで、驚かされた。これでは、特定の教科書を排除し、自由な言論を封殺するものといえる。

 その朝日新聞社説は、新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の歴史・公民教科書だけを取り上げ、「光と影のある近現代史を日本に都合よく見ようとする歴史観が貫かれている」「中国への侵略、朝鮮半島の植民地支配については後ろ向きだ」「バランスを欠いている」などと批判している。

 今回、検定合格した中学社会科教科書は、扶桑社の教科書だけではない。全部で八社である。これから八月末まで五カ月間、全国の教育委員会で、教科書を選定するための採択に向けた作業が行われる。その時期に、一社だけを狙い撃ちするような社説は、教育委員に不必要な予断を与えかねない。

 朝日新聞は四年前の前回採択でも、扶桑社を集中攻撃した。平成十三年四月四日付社説「やはり、ふさわしくない」で、「戦争を日本に都合よく見ようとする偏狭さ」「戦前の国定教科書と見まがうほどだ」などと批判し、六月二十八日付社説「過去と対話する歴史を」でも、「私たちは、この教科書は教室で使うには、ふさわしくないと考えます」と扶桑社教科書の不採択運動を助長した。

 新しい歴史教科書をつくる会は、中学教科書に「従軍慰安婦」など極端に自虐的な記述が増えた平成八年、次代の日本を担う子供たちに正しい歴史を伝えようと集まった人たちだ。そのメンバーが執筆陣に加わった教科書を、快く思わないからといって、それだけを排除しようとする朝日新聞の態度こそ偏狭ではないか。

 検定合格した八社の教科書には、朝日新聞の論調に近い教科書もあれば、そうでない教科書もある。いろんな教科書があっていいし、また、そうあるべきだ。それらを教育委員らが読み比べ、子供たちに最も良いと思われる教科書を選ぶのが採択である。

 そのためには、外国の圧力や国内の特定政治勢力の妨害に左右されない静かな環境が必要である。すでに、中国と韓国が朝日新聞に同調し、扶桑社非難を始めている。両国の内政干渉こそ、排除されるべきである。

4/8朝日新聞社説
産経社説 こちらこそ驚いた

 7日の産経新聞は「驚かされた朝日新聞社説」と題して、教科書問題の主張を掲げた。しかし、それを読んで、私たちの方こそ驚かされたというのが、率直な感想である。

 産経社説は、こう主張している。

 「(6日の)朝日新聞社説は、新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の歴史・公民教科書だけを取り上げ、……『バランスを欠いている』などと批判している」「1社だけを狙い撃ちするような社説は、教育委員に不必要な予断を与えかねない」

 朝日新聞はこれまで「検定はできるだけ控えめにすべきだ」「教科書は多様な方がよい」と主張してきた。その考えはいまも変わらない。

 それでも、「つくる会」の歴史教科書を取り上げて批判したのは、やはり教室で使うにはふさわしくない、と考えざるをえなかったからだ。

 戦後の日本は、戦争や植民地支配でアジアと日本の民衆に大きな犠牲を強いたことを反省して出発したはずである。過去にきちんと向き合い、そのうえで周りの国々と未来を志向した関係を築いていく。それが日本のあるべき姿だろう。

 「つくる会」の教科書は、子どもたちが日本に誇りを持てるようにしたいと願う余りだろうが、歴史の光の面を強調しすぎて、影の面をおざなりにしている。その落差が他社の教科書に比べて際立ち、バランスを欠いているのだ。

 だれでも自分の国を大切に思う気持ちに変わりはない。しかし、同時に他国の人たちに十分目配りをしなくてはならない。そうでなければ、正しい歴史を次の世代に伝えることにはならない。私たちが批判したのはそのことである。

 産経新聞が「つくる会」の教科書を後押ししたい気持ちはよく分かる。発行元の扶桑社は、産経新聞と同じフジサンケイグループに属しているのだ。

 それどころか、産経新聞は98年1月の社説で「新聞社が教科書づくりにかかわるのは初めての挑戦であるが、『つくる会』ともども、読者および国民の支援を仰ぎ、また批判も受けたい」と書いていた。「つくる会」が教科書づくりを始めたころのことだ。

 自らがかかわっている教科書を自社の紙面で宣伝してきたと言われても仕方あるまい。

 もう一つ驚いたのは、扶桑社の営業担当者が検定中の申請本を各地の教員らに渡していたことだ。同社は3度にわたり文部科学省から回収などを指導された。この事実が国会で明らかになった。

 産経新聞はこれまで、「つくる会」の申請本の内容が外部に流れて報道されたり、批判されたりするたびに、「検定作業にあたる教科書調査官に先入観を抱かせる」「書かないのがマスコミの良識」などと批判していた。

 ほかならぬ扶桑社が流出させていたことについて、産経新聞はどう考えるのだろうか。
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 08:15 | 歴史

いったいあなたはどっちの味方?

Excite エキサイフジ支持の可能性示唆 村上氏、総会の波乱要因に [ 04月08日 20時02分 ]
共同通信


 ライブドアとフジテレビジョンのニッポン放送株争奪戦に関連し、ニッポン放送の株式を保有する投資会社「M&Aコンサルティング」(通称・村上ファンド)の村上世彰代表が民主党の会合で「場合によっては、ライブドアの堀江貴文社長と株主総会で闘うことになるかもしれない」と述べ、フジテレビを支持する可能性を示唆していたことが8日、分かった。
 村上氏は7日に開かれた同会合で「ニッポン放送はフジテレビの子会社になった方がいい」とも述べたという。村上ファンドはライブドアに同調しているとの見方が広がっていたが、それを打ち消す発言といえる。
 ニッポン放送の株主総会は6月下旬に予定されているが、これまでも“物言う株主”して複数の会社の総会で提案を繰り返してきた村上氏がフジテレビ寄りの発言をしたことで、株主総会の波乱要因となる可能性も出てきた。
ト : 経済ニュース


マキャベリスト村上ですな。
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 08:02 | 日記

竹島問題について・・・・・。

Excite エキサイト : 政治ニュース
 そもそも、竹島の利用価値がクローズアップされてくるのは、どう考えても、明治政権成立以降の話であると考えられます。江戸時代の開国以前は、西洋の近代思考と言うべきものは、大々的に日本には入ってきてなかったですよね。
 つまり、日本でいう江戸時代以前は、前近代の状態であり、無人島の竹島は、どちらの国の領土であるかは、当然のことながら、認識されていなかったはずである。つまり、空白地の状態ですね。そのような島を併合するのに、なぜ、隣接国の了承を得なければならなかったのか?その上、その当時の朝鮮半島の李氏政権は、まだ、日本の侵略も受けず、一応の独立(外国の干渉はかなりおおかったが)を維持していた上に、日本に対抗していたロシアの影響力も当然ながらあったはずである。ということは、竹島が大日本帝国の領土に編入された際には、もし、やる気があれば、反発アピールを行えた可能性は高いと思われる(特に、ロシアが海洋問題に詳しければ、朝鮮政府を動かして、何らかの対応を行った可能性がた高い。だが、実際のところは、ロシアには海洋国家の戦略は、読めなかったらしく、何の行動も具体的には起こしてないような感じである。)
 早い話が、竹島併合の際には朝鮮政権は、なんら、反対意見を述べていないということになりうる。
 これに対して、戦後の李承晩政権による竹島併合は、日本がアメリカに占領統治されていたころに、日本が反論できないのをいいことに、不法占領行ったものであり、日本国独立回復後は、何度も韓国政権に対して、抗議を行っているにもかかわらず、いまだに、誠意ある対応を行ってきていない、というのが私の見解である。
ということは、どちらが、歴史を歪曲しているかは明らかだと思うがいかがか。
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by rjw.tunetune | 2005-04-09 07:58 | 日記

おかしいなぁ~。

Excite エキサイト : 国際ニュース
大陸政権は、基本的に宗教をみとめてないはず。それに対して、台湾政権は宗教を認めてますよ。それに、バチカンへの入国は、イタリア政府がビザを発行するという事ははじめて知りました。
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by rjw.tunetune | 2005-04-07 08:01 | 日記