2006年 07月 23日 ( 1 )

福田の計算

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福田氏不出馬>森前首相に伝える 安倍総裁の誕生有力に [ 07月22日 03時10分 ]

 自民党の福田康夫元官房長官は21日、森派会長の森喜朗前首相を東京都内の事務所に訪ね、9月の党総裁選について「考えは変わらない」と立候補しないことを伝えた。森氏も了承した。福田氏の不出馬が確定したことで最大派閥の森派は分裂を回避、安倍晋三官房長官の支持で派内は事実上一本化した。総裁選は安倍氏独走の環境が整う中、麻生太郎外相、谷垣禎一財務相も出馬し、「反小泉・非安倍」の枠組み作りを目指した山崎拓前副総裁、古賀誠元幹事長らが独自候補の再検討などを迫られる展開。森派に加え、中堅・若手に支持を広げる安倍氏の新総裁選出が有力な情勢だ。

 福田氏は同日、森氏に不出馬の考えを伝えた後、毎日新聞の取材に対し「それ(不出馬)を確認しただけ。支持率も下がっている。年も年だ」と語った。森氏も同日、森派幹部に電話で「福田氏は出馬しない」と連絡した。福田氏は18日に森氏と会談した際にも不出馬の意向を示したとみられる。森氏は19日に安倍氏と会談し、福田氏の意向を伝えた模様だ。

 福田氏は、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に批判的な勢力から、出馬に期待を寄せる声があった。このため、8月15日に首相が参拝するか見極めて最終判断するとみられてきたが、むしろ「自分が総裁選に出て、(靖国問題をめぐり)国論が二分されるような印象が国内外で広まれば、国益にならない」との考えを周辺に伝えていた。こうしたことから、むしろ不出馬の意向を早期に明確にした方が得策、と判断したとみられる。

 また、毎日新聞の取材に「自分には首相になる野心はない。一度たりとも立候補すると言ったことはない」としたうえで「70歳になって、気力も体力も衰えつつある。現代の首相は行動力がないと務まらない」と不出馬の理由を説明した。

 総裁選には安倍氏のほか、谷垣、麻生氏も出馬を予定している。安倍氏は21日、同氏を支持する下村博文衆院議員と協議、「流れが変わった」と福田氏の不出馬を前提に戦略を練ることを確認した。小泉首相は同日夕、記者団に「福田氏不出馬の見方が強まっているが」と問われ「人の見方はいろいろだからね。ご本人に聞いてみてくださいよ」と語った。

 福田氏不出馬が確定したことについて、党内の「非安倍」勢力からは「誠に残念。党内を二分するぐらいのしっかりした論争がなければ、自民党の活力はなくなる」(加藤紘一元幹事長)と安倍氏の独走状態が強まり無風状態になることへの懸念が広がっている。【中川佳昭、高山祐】


 いま、この段階で出馬表明をしても福田氏にはあまりメリットがないでしょう。北朝鮮のミサイル乱射事件以降、安倍・麻生ラインが評価を上げつつありますからね。
 今回の総裁選は、かなり安倍氏有利に動いているような気がします。
 ただ、仮に安倍総理が誕生したとしても北朝鮮問題・特亜問題で短命に終わる可能性もあり、もしそうなれば、安倍氏の外交政策に対するアンチテーゼとして福田氏の考え方が脚光を浴びる可能性があります。おそらく、福田氏としては、そのような状態になったときに出馬表明をする可能性がありますね。
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by rjw.tunetune | 2006-07-23 12:54 | 日記