そうかもしれない・・・・

Sankei Web 産経朝刊 産経抄(11/06 05:00)
北朝鮮に「亡命」していた大阪市の女性(31)が、日朝政府間対話が行われている最中に帰国した。といっても政治的背景もない「奇行」のようなもので、あれこれ詮索(せんさく)してもムダというものだろう。ただ亡命したときの状況にだけは少々興味がある。

 ▼女性は二年前中国と北朝鮮との国境を流れる鴨緑江を航行していた遊覧船から川に飛び込み、北朝鮮に渡った。現場は河口に近く、川幅は二キロ近くもあろうかという。それならよほど泳ぎに自信がないと亡命などできないのかと言えば、そうでもないらしい。

 ▼船は中国側の丹東市から一日何便も出ている。乗ったことのある人によれば、岸辺にぼんやりと座った北朝鮮の人たちと話が交わせるぐらいまで、対岸に近づくのだそうだ。だから干潮のときなど、ちょっと泳げば北朝鮮にたどりつける。誰もそうしないだけのことだ。

 ▼日本人にとって遊覧船は、めったに行くことのできない北朝鮮の人々の実際の姿を垣間見る機会となる。だが船を運航する中国側には、貧しい北朝鮮の人たちを「見物」することで、優越感に浸ろうという本音がうかがえる。だから二度と乗りたくないという人もいた。

 ▼その中国と北朝鮮が急接近している。先日は平壌を訪れた胡錦濤国家主席が、金正日総書記と抱き合う姿がテレビに映し出された。そうなると日本では「ほら見たことか。中国と仲良くすることが北朝鮮問題の解決につながるのだ」という声が出てきそうだ。

 ▼しかし、中国の北朝鮮に対する姿勢が、侮蔑や優越感にもとづいていることは明らかだ。弱みにつけこんで北朝鮮を服従させ、日本や米国との外交に利用しようというのだろう。手放しで歓迎できるわけがない。遊覧船の話からもそう思えた。


ただ、中国と仲良くしても、拉致問題は一歩も前進しませんよ。中国がアピールしたいのは、6者協議に関する、北朝鮮への影響力ですから。あくまで、アメリカに対するアピールだけで、日本における拉致問題に関しては、何の影響も(+面では)及ぼさないと思いますよ。
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by rjw.tunetune | 2005-11-06 19:02 | 日記
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