別冊宝島世読む~その4~

 今回のテーマは、日清戦争、中国側の呼称によると、甲午中日戦争とも、第一次中日戦争とも言われる朝鮮半島問題にかんして、日本と清国が戦った戦争である。この戦争は、明治維新以後始めての対外的な戦争でもあった。
 中国側の教科書によりと、戦争勃発の背景は、中学版のものは「1894年、日本は朝鮮を征服し、中国を侵略し、世界を牛耳るという理想を実現するため、朝鮮に出兵・占領し、引き続き対中侵略戦争を発動させた。」(別冊宝島p16)と記されているようである。高校版では、明治維新以後日本の国力は増大したが、国内市場が小さく、対外侵略を行うことによって市場の拡大を図ろうとした、と説明されている。そして、日本の対外政策は、「西側の列強の支持を得た。」(別冊宝島p16)そうである。ここで、面白いのは、この当時の帝国主義国家の中で(当然ソビエトは成立していない。)西側の列強という表現を用いてることである。むしろ、この時代の帝国主義国家の分類としては、英・仏という先発組みと独・露・日・米という後発組みとの対立と捉えるべきではなかろうか?現在の中国政府の価値観が教科書に混入しているような気がするのは私だけだろうか?日本の対外進出の責任の一端は、、列強の黙認ということにも触れられている。
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by rjw.tunetune | 2005-07-17 08:32 | 歴史
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