5/8産経新聞社説に関して

■【主張】東アジア共同体 価値共有こそ意味がある

 アジア欧州会議(ASEM)など一連の外相会議で、日本が十二月初開催の「東アジアサミット」にインド、オーストラリア、ニュージーランドの参加を求めたことは適切である。

 このサミットは、将来の「東アジア共同体」の構築につながるとの展望があり、地域大国である日中の主導権争いは避けがたい。

>確かに、最近、中国は力をつけてきてますからねぇ~。中国+韓国の反日連合で「東アジア共同体」を牛耳ろうとしてるでしょうな。むしろ、中国における「東アジア共同体」構想とは、EUのイメージとはことなり、明・清時代のような中華を中心とする共同体となる虞がありますな。

 町村信孝外相は外相会議で、民主主義、人権を共通の基盤とすべきであることを繰り返した。「共同体」である以上は、価値を共有してこそ意味がある。新たに参加を求めた三カ国はいずれも民主国家であり、日本と足並みをそろえることができる。

 中国は参加国を東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス日中韓だけに絞りたい意向だ。中国が東アジアでの影響力を拡大しようとすれば、三カ国の存在は障害になりかねないからだ。

>インドも最近IT関連を中心として力をつけてきてるようですし、「東アジア共同体」といっても、本当に東アジアのみでは共同体は成り立たないでしょう。インドネシアを入れるなら、オーストラリア周辺の国々、インドシナ半島を入れるなら、インドもいれないと影響力のバランスが崩れるでしょうね。特に、インド・オーストラリアの存在は、中国を中心とする反日連合に対する大きな抑止力が期待できますし。中国からすれば、絶対入れたくない二カ国だとは思いますが。

 中国はすでに、ASEANに自由貿易協定(FTA)を求め、政治的には台湾独立を認めないよう圧力を強めている。中台の間を取り持ってきたシンガポールが、中国から「一つの中国」政策を強いられたのは最近のことである。さらに、反国家分裂法を成立させて台湾への武力攻撃を可能にした。

>私自身、このブログで何回も触れていますが、台湾は歴史上、大陸政権に所属していた時期はほとんどなく、特に、現大陸政権の支配下にあったことは、1年もなく、その前段階の清朝末期以後、台湾は、大陸の影響下にあったことも、まったくといってもいいほどなかったので、台湾を中華人民共和国領とみなすのはいかがなものか?むしろ、台湾が中華人民共和国領であると強弁するのならば、外蒙古(現モンゴル共和国)の存在は一体どういう風に説明をつけるのか、中華民国成立当時は、外蒙古は、中華民国の領土であり、現段階においても、領有権は国民党政権にありということは謳われている。この問題に対して、共産党政権は、どのように回答を与えてくれるのか、お伺いしたいと思う。

 他方で、中国は前に立ちはだかる日米の連携を揺さぶっている。歴史認識などで日本に容赦のない圧力をかけ、「もはや卑屈ではなくなった日本」(英タイムズ)の出ばなをくじこうとした。日本がひるめば、日米同盟のきずなを断ち切る下地ができる。

 日中韓の三者の枠組みに中国が熱心なのも、日米と米韓の二国間同盟にクサビを打ち込む戦略的な狙いが隠されていよう。

>最近、韓国も、北朝鮮化が進行しつつあるようで、一番脅威を感じる国が「日本」であるとか。中国の狙いは、韓国を反日で取り込み、日本を孤立させ、東アジアにおけるアメリカの影響力を削減することにあると考えても問題がないでしょう。最近の韓国の竹島問題、教科書問題等に端を発した反日暴動が中国にもすぐさま飛び火したのは大陸政権の先に書いたような目論見もあったのであろう。つまり、官製暴動であるのは疑いがない。

 しかし、中国の狙いは裏目に出たといえる。暴力的な反日デモを容認して、被害を受けた日本に責任を押し付ける強圧姿勢が、かえって「中国の脅威」を周辺国に振りまいたからだ。

>「中国の脅威」論ではなく「中国の脅威」であるのははっきりしている。東アジア各国は、中国の脅威についてもっと認識すべきであろう。特に日本国民は、警戒感を強めなければならない。
中華人民共和国という国家は、本質的には、100年以上も前の大清帝国と本質的には大きく変わっていないと思われる。ただ、中華的な考え方からすれば、国家のトップが血縁しよらずして移り変わる様が、堯・瞬の時代を思い起こさせるのみで、ある意味、中国の支配者層の理想国家が現代の共産党政権であるということもできよう。

 十二月のクアラルンプール・サミットの次に、北京が議長国として名乗りを上げている。だが、中国の強引な誘導に、シンガポール、インドネシアを中心に警戒感が広がっている。

 日本はオーストラリアなど三カ国の加盟だけでなく、一歩進めて「米国が加盟しなければ東アジアの利益にならない」と公言すべきである。

>アメリカは、注意しないと、孤立主義に動くケースがままあるので、「東アジア共同体」アメリカを参加させるのはどうかと思うが、アジアに対する影響力を鑑みると、オブザーバー的な参加もやむを得ないのではなかろうか。
[PR]
by rjw.tunetune | 2005-05-08 07:51 | 日記
<< 5/8読売新聞社説その1 共同研究は行うべき。 >>